Dom. Marquis d'Angerville Volnay 1er Cru Caillerets
ドメーヌ・マルキ・ダンジェルヴィーユ ヴォルネイ プルミエ・クリュ カイユレ

Bourgogne wine. It past some days and forgot detail, but I remember it's nice.

1980年代は早熟で熟成したときの姿が非常に魅力的だったが、長い間非常に評価は高いのだが首をかしげるワインを作っていた生産者でもある。 ところが2006年に銀行家だった長男が後を継ぐことで見事に返り咲いたのだ。 特に2007年の出来映えは圧巻。 味覚の伝承というか感性の伝承といった方が正しいのかもしれないが、ビオ・ディナミに転向したということもあってかとにかく一流の名にふさわしいワインに生まれ変わった。 基本的にマルキ・ダンジェルヴィーユのワインはドライ傾向だが、これは熟成によってこそ甘みが現れる典型例で若干早熟にはなったもののやはり熟成を待つことで劇的に変わるワインでもある。 先代のワインとは明らかに違うのだが、伝統ある貴族らしくそこには気品が漂っている。 オフヴィンテージでさえけっしてしゃばしゃばしたようなワインを作ることはなく、2011年は2007年を彷彿とさせる素晴らしいワインであることは容易に想像できる。 2011年水平試飲会。 柔らかくミネラル感がある。 タンニンは少なく、最後にわずかに感じる程度。 土の香りが印象的。

すごい力強い香り！ヴォルネイカイユレなのかな。2012年ヴィンテージ。口に含むと柔らかい、滑らか、酸も適度にあり、奥行きを感じる。この後は、同じヴィンテージ、生産者でヴォルネイ シャンパン。

本日唯一のブルピノ！ 1996で飲み頃でしたが酸味が強かったので後5年以上熟成させる価値あり！