味わい |
| ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
香り |
ワイン名 | Dom. Roulot Meursault Tillets |
---|---|
生産地 | France > Bourgogne > Côte de Beaune > Meursault |
生産者 | |
品種 | Chardonnay (シャルドネ) |
スタイル | White wine |
2016/07/10
(2011)
価格:10,000円 ~ 29,999円(ボトル / ショップ)
村名格でも畑名を持つムルソーを驚くほど多く造っているドメーヌ・ルーロ。レ・ティエ、ル・テソン、レ・メ・シャヴォー、レ・ヴィルイユ、レ・リュシェなど。中でも今回はムルソー・レ・ティエ2011年です。 ドメーヌ・ルーロは故ギィ・ルーロの息子ジャン・マルク・ルーロと妹のミッシェルが経営しています。1990年代半ばド・モンティーユのあの名作ピュリニーMレ・カイユレも任されていたこともあるとのことです。ジャン・マルク・ルーロはそのドメーヌ・ド・モンティーユの現当主エティエンヌ氏の妺のアリックスと結婚しています。現在は離婚後その元妻アリックスはド・モンティーユの白部門とネゴス担当で精緻で上品なワイン造りで凄腕を振るっているのはご存知の通りです。 ムルソーティレはプルミエ・クリュの畑が並ぶ斜面の南向きの畑で丘の頂上付近に位置した銘醸畑です。2011年ルーロどうでしょうか。 緑色ある蛍光黄色。キュッと音がするような力強いミネラルに強めの酸が全体を引き締めています。川原の小石をねぶってグレープフルーツの皮をかじったような苦味とミネラル感でいわゆるバター蜂蜜ナッツといったコッテリのムルソーではありません。ルーロの村名格のムルソーは本当に清廉でミネラル感あって上品で奥深い出汁系の旨味の白が多いですね。ルーロにはコッテリしたムルソーもあるのでそれを期待するとこれは肩すかしをくらいます。でもうれしい美味しさです。
2015/04/12
(2009)