味わい |
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香り |
ワイン名 | Olivier Guyot Gevrey Chambertin En Champs |
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生産地 | France > Bourgogne > Côte de Nuits > Chambolle Musigny |
生産者 | |
品種 | Pinot Noir (ピノ・ノワール) |
スタイル | Red wine |
2014/06/17
(2007)
価格:7,000円 ~ 9,999円(ボトル / ショップ)
ラベルを見ていると馬刺しが食べたくなります。 マルサネを拠点にして、16世紀からブドウ栽培とワイン造りに携わってきたギュイヨ家。 新世代の造り手として脚光を浴びるようになったのは1990年に現当主、オリヴィエ・ギュイヨになってから。 そして、このドメーヌを語るとき欠かすことの出来ないのが馬による耕作である。 現在ではロマネ・コンティなども馬による耕作を行なっているが、先駆者となったのはこのドメーヌ。 ラベルに馬による耕作のイラストが書かれているのは有名。 ちなみクロード・デュガにこの耕作法を伝授したのはオリヴィエ・ギュイヨらしい。 彼が馬による耕作を始めたのは1998年。 当時周りの生産者から「頭がおかしくなったのではないか・・・?」と噂されるほどだった。 馬による耕作を試みた理由は「トラクターと違い土を踏み固めることなく、土壌を傷めない。 さらに細かい鍬入れも出来るから」とのこと。 これにより畑の土は通年を通してフカフカで軟らかく、自然の生態系が保たれているという。 ワインの出来は90%畑で決まるという信念から自然酵母による伝統的醸造法を行っている。 怪訝な顔で見ていた生産者も彼のワインを飲んで驚き、一斉に馬による耕作に注目し、ちょっとしたブームになった。 現在では馬による耕作請負業者もいるほどである。 もちろん畑はビオロジックで栽培されている。現在彼の造るワインはトロワグロ、ボワイエ、クロコディールなどの3つ星レストランやコート・ダジュールの高級ホテルなどで使用されている。 土壌の力を十分に生かして造られた彼のワインはピュアでナチュラル。派手さはないがブドウの果実味を素直に抽出した逸品である。 ピノですが2007年と若いのでちょっと濃いめのルビー色。 香りも濃縮感があり、スミレの様な香り。 しばらくするとベリー系の甘い香りもしてきます。 タンニンは強くなく、酸味もバランスよく仕上がっています。 樹齢100年以上という大先輩の樹から作られるワイン。 たまにはこんな贅沢も。 About 7000yen Oct 2012 in Osaka at Umeda with Dendrobium
2015/03/15
(2001)