Primo Palatum Jurancon Sec Mythologia
プリモ・パラテューム ジュランソン・セック ミトロジア

3.80

2件

Primo Palatum Jurancon Sec Mythologia(プリモ・パラテューム ジュランソン・セック ミトロジア)
味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • 蜂蜜
  • アーモンド
  • バニラ
  • カラメル
  • 木樽
  • ろうそく
  • 干しアンズ
  • ゴム

基本情報

ワイン名Primo Palatum Jurancon Sec Mythologia
生産地France > Sud Ouest > Jurançon
生産者
品種Petit Manseng (プティ・マンサン)
スタイルWhite wine

口コミ2

  • 2.5

    2016/04/17

    (1999)

    マイクロプロジェクト第三弾、失われたワインを求めて:その4 1999 プリモ・パラティウム ジュランソン・セック・ミトロジア プティ・マンサン100% 辛口の白ワインが、日本の夏をほぼ室温で10年以上放ったらかしにされるとどうなるか? たいへん興味深いテーマですが、できれば当事者にはなりたくないものです。しかし、そのおかげで、こんな凄いワインに出くわすこともあるのですね‼︎ 10年間、木箱に入ったままトランクルームに寝っ転がっていましたので、吹きこぼれの痕跡はなく、液面はほとんど下がっていません。若干、澱が出ていますが、これは悪い兆候ではなく、ワインの質を保証するものでしょう。 ところが、抜栓しようとコルクスクリューを入れてもビクともしません。コルクの外側(ボトルとの接触面)がボトルと癒着し、中心部はワインの水分を含み、とても脆くなっていてぼろぼろ崩れてしまいます。スクリュープルもまったく役に立たず、結局、コルクにトンネルを掘って、ワインをデカンタに移し替えることになりました。 デカンタに溜まっていくワインの色を見て、まず軽く目眩がしてきました。 熟成14〜5年の白ワインとしては、見たことのないような琥珀色。「あぁ、ヤッちゃったか⁉︎」というのが、正直なところです。 ところが、グラスに移してみると色調に濁りはなく、とてもクリア。液面に光沢もあり、ワインが健全であることを示しています。 香りは、デカンタへの移し替え直後から甘い熟成香。アカシアの蜂蜜。僅かに生醤油のような芳ばしさ。メイプルシロップ。バニラ。クレームブリュレのような甘い焦香。微かなペトロール香。 素晴らしく熟成した極甘口のワインのような香りのニュアンスです。 味わいは、基本的に辛口。甘口のワインのような舌触り、テクスチャーなのですが、それらの要素が、とても深い奥行きと、厚みのある旨味に繋がっています。 フィニッシュには軽い苦みもありますが、むしろこれが良いアクセントになっています。余韻も長く、ついついおかわりしてしまいます(笑) これは驚くべきワインですね! ちなみに、プリモ・パラティウムの中で「ミトロジア」と名付けられたキュベは醸造・熟成にそれぞれ別の新樽を用いた「新樽200%」と呼ばれるタイプだそうです。

    プリモ・パラテューム ジュランソン・セック ミトロジア(1999)
  • 5.0

    2014/07/18

    (1998)

    新樽200%のワイン めっちゃ好き。

    プリモ・パラテューム ジュランソン・セック ミトロジア(1998)