カドリーユの2007。 柑橘系、白桃、バター、トースト、その他にも何層にも折り重なった優しい香り。泡立ちは穏やかながらも持続性があり、シルキーできめ細かい。 口に含むと…思ったより果実味があり、それを全体的にシャープな酸味が引き締めている。べたつく甘さは全く感じない。ボリューム感は中くらい、バランスは非常に取れている。 10年モノだが思ったより熟成感はそこまで感じず、フレッシュな印象を受けた。 自ら華やかさを主張してくるタイプではないが、その奥ゆかしさがなんとも魅力的。 時間が経つに連れ（温度が上がるにつれ？）はじめはバラバラだった要素が見事に調和していく。 諸先輩方のコメントが凄く美味しそうだったので…期待を裏切ることない、完成度の高いスパークリングでした。何より…安い。これで3000円ですから…！

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