アルコール14.8%！にやや負けている酒質。 色は透き通るってはいるが濃い紫色。レーズンや蜂蜜、強めのバニラ香、シナモン？のようなスパイス系の甘さが香る。黒胡椒の要素もわずかに。香りにあまりフレッシュな印象はない。味わいはアルコールの強い骨格と苦味、やや印象的な甘さで構成。このアルコール濃度にしては果実味、酸やタンニンが不足していて水っぽい印象を受ける。この水っぽさは2日後以降増長してくる。総じてアルコール濃度とのバランスが取れていない感じ。余韻はアルコール由来と見らせる苦味が中心。 悪いワインではないのですがあまり好みではなかった。ヴィンテージは2012。

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