ドクター・アルバート・バロレはブルゴーニュのボーヌに生まれ、医学の道に進み、医師として生活していました。 父のアルチュール・バロレは、家業としてネゴシアンを営んでいたせいか、若い頃からワインに関心があり、また医師をしているときからワインの知識や鑑定能力には定評がありました。 ドクター・バロレは1920年代に家業を継ぐために帰郷したときから、バロレのネゴシアン業は新たな展開を迎えることになります。 自ら厳選したブドウ農家から樽でワインを買い付け、彼の指示によって熟成やボトリングなどを行いました。 これらのワインは医師時代に関係を築いた医師や弁護士など個人顧客に販売される、「知る人ぞ知る」銘醸ワインとなりました。 ベルギー、オランダ、ドイツなど数カ国にかなりの数の顧客を持っていましたが、その全員がドクター・バロレの造るワインのクオリティに大きな信頼を寄せているのでした。 ドクターが亡くなった後、残された約27,000本のワインは、クリスティーズなどのオークションに出品されることになりました。 これが高名な「ドクター・バロレ・コレクション」です。 クオリティの高さは、ワインに携わる者なら誰もが認めるところでしたが、「ドクター・バロレ・コレクション」は、ごく一部を除いては知られていなかったため、試飲会を催すことになりました。 試飲会には欧州だけでなく、アメリカからも真剣なコレクターが集まりました。 彼らから大変高い評価を得たバロレのワインは、異例の高値で取引され、その価格はロマネ・コンティに匹敵するほどでした。 このドクター・バロレの意思を受け継ぐネゴシアン、アルチュール・バロレ。 ロケーションの良い畑から独自のスタイルのワインを造り、リリースしているのです。 携帯カメラの画素数が200万画素の頃なので画質が荒い... ドクターバロレの名前は有名ですが、その意思を継ぐネゴシアンとは。 薄い黄金色で、柑橘系とナッツの香りがしっかり。 ミネラル感もあり飲みやすいシャルドネ。

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バロレコレクションとはまた別なんですね！！探してみます！！

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面白いワインですよね^_^

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