農場経営から始まったジョセフ・フェルプス社は1972年、カリフォルニアのセント・ヘレナ近郊、スプリングヴァレーにその名を冠したワイナリーを設立しました。 ジョセフ・フェルプス・ヴィンヤードのブドウ畑は、起伏のある広大な牧場や、オークの森といった豊かな自然に囲まれ、大切に育てられています。 1972年の設立時から、その高いクオリティーで名声を博してきたジョセフ・フェルプスですが、1978年にカリフォルニアで初めて、ボルドースタイルのワインとしてリリースされた「インシグニア」によって一気にその評価を押し上げます。 アメリカのワイン誌「ワインスペクテイター」でも、2001年には99点、2002年には98点を獲得。 そして、ついに2005年、「インシグニア」は、「ワインスペクテイター」誌の選ぶワインTOP100ランキングで NO.1に輝き、その名を世界に知らしめました。 現在もジョセフ・フェルプスは、ファーストワインの「インシグニア」を筆頭に、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネなどすばらしい品質のワインを生産し続けています。 今回の2008年のインシグニアのブドウは、スタッグス・リープやラザフォードなどのカベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られています。 色合いは濃厚なガーネット色。 他の高いカルフォルニアワインが甘いばかりの印象なのに比べて、かなりボルドー寄りのスタイルといえます。 香りは本当に若干の甘さがありますが、力強さなどはボルドー。 時間が経ってからの後味は甘めで、ここはアメリカワインだなあと感じます。 About 26,000yen Feb 2013 in Osaka at Wassy's dining Souple with Sie-Kensou

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