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3.0
現ワインはグラン・クリュからレジオナルまで、どれもが非常に高い水準にある。 それもそのはずで、当主ピエールはピュリニー最上のドメーヌと評されるルフレーヴの醸造長を、15年以上にわたり務めてきた経歴の持ち主です。 現在のルフレーヴの名声は、ピエール・モレによるものといっても過言ではありません。 そのピエール・モレが生み出すワインには2つの種類がある。 ひとつはドメーヌ・ピエール・モレ、もうひとつがメゾン・モレ・ブラン――ブランは伴侶の旧姓で、ピエール・モレは純然たるドメーヌ産である一方、モレ・ブランの方は所謂ネゴシアンものとなる。 ただネゴス製とはいってもモレ・ブランもドメーヌものと全く同じ仕立てがなされていて、ブドウも、ピエール自身が買い付ける畑での管理を行うなど、ほとんどドメーヌ産と同じ栽培がなされている。 80年代後半からビオに取り組んできたルフレーヴでの成果等を見極め、90年代を通じて本格的な移行への準備を徐々に整え、1998年以降は100%ビオディナミでの栽培を開始、2001年には認証も得ている。 ワインは当然ピエスでの発酵、熟成アリゴテ等はフードルも併用でつくられるが、新樽の割合は決して高くなく、ヴィンテージにもよるがプルミエ・クリュとグラン・クリュで3分の1、ヴィラージュで4分の1ほど。 骨格のしっかりした造りのため、若いヴィンテージの場合開くまでに時間を要するが、ワインはバランスのとれた、さすがルフレーヴのつくりを担っているだけの素晴らしさが感じられます。 ただ、タイプは異なり、ルフレーヴに見られる圧倒するような果実のパワーが押し寄せてくるといったワインではなく、よりしなやかで、それぞれのアペラシオンのテロワールを素直に体現しているものが多く見られます。 ワイン会。 非常に深みを感じる白。 旨味。 お値段以上の美味しさだと思う。
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現ワインはグラン・クリュからレジオナルまで、どれもが非常に高い水準にある。 それもそのはずで、当主ピエールはピュリニー最上のドメーヌと評されるルフレーヴの醸造長を、15年以上にわたり務めてきた経歴の持ち主です。 現在のルフレーヴの名声は、ピエール・モレによるものといっても過言ではありません。 そのピエール・モレが生み出すワインには2つの種類がある。 ひとつはドメーヌ・ピエール・モレ、もうひとつがメゾン・モレ・ブラン――ブランは伴侶の旧姓で、ピエール・モレは純然たるドメーヌ産である一方、モレ・ブランの方は所謂ネゴシアンものとなる。 ただネゴス製とはいってもモレ・ブランもドメーヌものと全く同じ仕立てがなされていて、ブドウも、ピエール自身が買い付ける畑での管理を行うなど、ほとんどドメーヌ産と同じ栽培がなされている。 80年代後半からビオに取り組んできたルフレーヴでの成果等を見極め、90年代を通じて本格的な移行への準備を徐々に整え、1998年以降は100%ビオディナミでの栽培を開始、2001年には認証も得ている。 ワインは当然ピエスでの発酵、熟成アリゴテ等はフードルも併用でつくられるが、新樽の割合は決して高くなく、ヴィンテージにもよるがプルミエ・クリュとグラン・クリュで3分の1、ヴィラージュで4分の1ほど。 骨格のしっかりした造りのため、若いヴィンテージの場合開くまでに時間を要するが、ワインはバランスのとれた、さすがルフレーヴのつくりを担っているだけの素晴らしさが感じられます。 ただ、タイプは異なり、ルフレーヴに見られる圧倒するような果実のパワーが押し寄せてくるといったワインではなく、よりしなやかで、それぞれのアペラシオンのテロワールを素直に体現しているものが多く見られます。 ワイン会。 非常に深みを感じる白。 旨味。 お値段以上の美味しさだと思う。
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