豪州WA州のマーガレットリバーは私好みの樽感とバター臭が強いChardonnayが多い。しかも今回の作り手、Forester Estate(2002年創立の家族経営ワイナリー)は極上のカベルネ・ソーヴィニヨンを作る。そんなこともあって今回のワインは楽しみにしていた。ワイン名Block Splitter、2013年、アルコール度数14.5%。 色は淡く優しい赤で外周側ほどボヤけているが不思議と魅力的。香りはいわゆる豪州シラーズとは異なり、最初はペッパーの香りがするが柔らかな香りがそれを包みこむ。(テイスティングノートによるとtoasting oakの香りのようです。)タンニンは強くないがまろやかな飲み心地でスルッと喉を通ってしまう。これまたシラーズらしくない。ローヌ地方のシラーのような味らしいが、飲んだことがないので分からない。肉汁が溢れるミディアムレアのビーフに合いそう。 3日前に開栓したが初日より今日の方が安定しているかも。赤が苦手な方でも飲める赤ワインです。この値段でこのクオリティ。とても好き。ローヌのシラーを飲むのが楽しみになりました。

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