ル・ジェ・ド・シャトー・ギロー 2013 外観はグリーンががった非常に濃いイエロー。輝きは強く若い印象で粘性は強め。 香りは洋梨やアプリコット、パイナップルなどの熟した黄色い果実にドライマンゴーのような凝縮したトロピカルフルーツを感じさせる。抜栓したてはやや還元香はあるものの、アカシヤやハーブ、白檀、ムスク、木樽からくるバニラのニュアンスも。 アタックはやや強め。 香りの印象通りの凝縮した果実味とオイリーな質感だが、シャープな酸味が味わいを引き締め余韻は長い。 セパージュはソーヴィニヨンブラン50%とセミヨン50%。 キリッと冷やしても良し。少し高めの温度で香りの複雑さを楽しむのも良しの万能ワイン。温度が高くても味わいにダルさが出ない上に辛口に仕上げながらもソーテルヌを感じさせる味わいが見事。 デキャンタージュした方が面白そうな白ワイン。

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