入社2年目に先輩にお世話になっていた御礼に米国で購入したワイン。まだ米国に両親が住んでた頃だったので年に一度帰国していたのが懐かしい。14年間渡せず、もう駄目になってることを予想して開栓。部屋中にプラムとチョコのような香りが充満し、少し驚いたものの、ゆっくりワイングラスに注ぐと淡いガーネットの色合い。静かに熟成が進んでいて、美味しいことにまた驚き、時間の流れ、というのか、川のせせらぎのようなものを感じとった気がした。

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