父親のジョセフと息子のマーティン・ニグルが事業を集約し、ワイン醸造業のみ行うようになってから僅か10年足らずの間に、オーストリアのトップクラスのワインメイカーになるほどの急成長をとげました。 ぶどう園の一部はボヘミア地方の端、クレムスタールの 河岸段丘にあります。 この川の流域はぶどうが熟す時期に霧を含んで、昼夜の温度差が大きくなるため栽培に 適しており、スパイシーさのある、果実味豊かでエレガントなワインを造り出します。 この他にもぶどう園は各地に散在し、クレムス市境の方まで広がっています。 クレムスのより乾いた気候と黄土 の土壌、そして他の要素により、クレムス産ワインとゼンフテンベルク産ワインは異なる味わいのワインに なります。 これらの違いを考慮すると、品種ごと、単一ぶどう園で栽培することに不思議はありません。 柑橘系、梨の香り。 ピチピチとした若さ。 ミネラル感もあり、割とメリハリが効いている。

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