フィリポナは1522年創業と、非常に長い歴史を持つシャンパーニュメゾンです。 現在の当主は16代目のシャルル・フィリポナ氏です。 フィリポナの名が世に知られているのは、畑名を名乗ることを許されたたった二つの畑の一つ「クロ・デ・ゴワセ」を独占所有（モノポール）しているからです。 「クロ・デ・ゴワセ」は1935年からフィリポナの独占所有となっており、世界中のシャンパンーニュ愛好家の羨望の的となっています。 フィリポナは全部で17haの素晴らしい自社畑を所有しています。 その畑はいずれもプルミエクリュとグランクリュに位置し、格付けは平均98%という驚くべき高さです。 ピノノワールが86%、シャルドネが14%植えられていて、全生産量の35%をまかなっています。 残りはヴァレ ド ラ マルヌの信頼のおける契約栽培者からの買い付けです。 全生産量の2/3がグランクリュとプルミエクリュのブドウから造られています。 試飲会で少量飲んだので、レビューはあまり役に立たないかも。 イチゴの華やかな香りでミネラルを少し感じる味、余韻は少し苦味がある。 美味しいがちょっと優等生過ぎて印象が薄い。

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