ナパ・ヴァレーで育った幼なじみのカルロ・トリンチェロとジョシュ・フェルプス。 カルロはトリンチェロ・ファミリー・エステイツの一員、ジョシュはスワンソン・ヴィンヤーズのワインメーカー、クリス・フェルプスの息子。 共にワインメーカーのファミリーに生まれた申し子のような彼らの運命は自然とワイン造りへと向く。 二人で立ち上げたワイナリー"taken"は、ワイナリー名を決めようと様々なネーミングを思いついても、どれもすでに誰かが使っていた事から名づけたというユニークな名。 インターネット上のSNSなどで、Takenは「パートナーあり」、Availableは「募集中」、Complicatedは「複雑な関係」という意味でも使われる。 ニュージェネレーションに訴えるユニークなネーミングとは裏腹に確かな品質のワインを造る二人は、ワインエンスージアスト誌2014にて、"40 under 40"（アメリカの40歳未満 の注目すべきワイン＆スピリッツ業界の40人）に選ばれた。 凝縮に趨らない本来のブドウの自然な果実味を身上とし、フードフレンドリーでリーズナブルな彼らのワインに今人気が高まっている。 試飲会。 チェリー、タバコ、チョコの香り。 タンニンは柔らかい。

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