ピノ・ノワール、シャルドネ、アリゴテの3種類のブドウと、シャンパーニュ製法を用いて高品質なクレマン・ド・ブルゴーニュを生産しています。 彼らの丁寧な仕事ぶりはブドウをデリケートに扱うことからもよくわかります。 成熟した葡萄は機械を使わず手で摘み取り、また摘み取った葡萄は果実の重みで潰れてしまわないように底の浅いバットへ入れて運ばれます。 丘陵上部と下部に畑を持っていますが、それぞれのブドウは個性が異なる為、別々に圧搾・醸しを行います。 アルコール発酵・マロラクティック発酵ともにステンレスタンクでおこないます。 また驚いたことに、パリゴでは、ルミアージュ（動瓶）はいまだに人の手によって行われています。 ルミアージュとは、瓶詰め後やや下方に傾けたボトルを毎日1/8ずつ回すことによって澱を瓶口に集める作業のこと。 最近では、シャンパーニュであっても「クリスタル」などのプレステージでないと人の手によって行われていません。 それだけ手間がかかって造られているクレマン・ド・ブルゴーニュなのです。 イチゴっぽい甘い香りと酸味。 かなり特徴がありますね。 しかし赤ワインは赤ワインとして飲んだ方がいいと思います。 そんなにグッと来るスパークリングではないですね。

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