Calabretta Nerello Mascalese写真(ワイン) by テスト17678

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REVIEWS

ワインCalabretta Nerello Mascalese(2005)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2016-06-15
飲んだ場所六七
買った日
買った場所
購入単位ボトル
価格帯
価格3000
インポーターヴィナイオータ

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テスト17678

シチリア東部に位置するエトナ山で4 世代に渡りワインを造り続けるカラブレッタ家。 その伝統を受け継ぐ現当主マッシモ・カラブレッタとその息子マッシミリアーノは1997年より自家ボトリングを始めた。 畑はエトナ山北側の標高700~800mの南向き斜面にあり、土壌は火山岩質。 フィロキセラの被害を受けなかったネレッロ・マスカレーゼの平均樹齢は70~80年で創業当時から農薬や化学肥料を一切使用せずに栽培を続けてきた。 それには1日の寒暖差が激しく、乾いた風がよく吹くため農薬類を使わなくても病害虫がそれほど発生しないことが大きく作用している。 仕立てにはアルベレッロ・ナトゥラーレ(株仕立て)を採用。 この仕立てはグイヨなどに比べると、畑にトラクターが入ることができないので全ての作業を手で行わなければならないが株当り10 芽未満にすることで極端に低収量となるため、少ない水分で生育ができプーリアやシチリアなど年間の平均気温が高く乾燥した地域で伝統的に用いられてきた。 またイタリア南部特有の夏の強烈な日差しをブドウに直接当てるとブドウの水分が必要以上に失われ干しブドウ状態になってしまうためこれを避けるには葉が木全体を覆う必要があり、まさに地域に適合して残った手法であるといえる。 ワイナリーでは温度管理を一切せずに野生酵母による醗酵を行い5日間のマセレーション後、醗酵中の温度管理もほとんどすることなく出来上がったワインを14ヶ月大樽で寝かせる。 樹齢の古さや低収量に由来する高い凝縮性に、標高などに由来するそれを支えるだけの偉大な酸がこのワインを他のシチリアのワインとは全く異質のものとしている。 果実味。 トリュフ、ベリー、チョコの香り。 アタックしっかりで甘みを最初に感じる。

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