アルテジーノ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2007 かつてトスカーナのトリチェルキ家によって所有されていた15世紀のエレガントな建造物がモンタルチーノの東側の丘に見られるらしいが、それがアルテジーノの本拠地だそうな。 その歴史は古く、この地では様々な革新を成し遂げてきた先駆者として知られており、1979年にはフレンチオークのバリックやカスクをワイン造りに取り入れた同地区で最初のワイナリーらしい。 マット・クレイマーは「真に検討に値するブルネッロ」と高く評価し、アルテジーノ社はブルネッロ・ディ・モンタルチーノの優れた造り手として名を馳せるようになったそうな。 アロマはブラックベリー、ラズベリー、ダークチェリーの果実、なめし革、チョコレートやバニラ、ローストな樽やキャラメル、タバコなど。 割と赤の果実味が強めで、酸やタンニンは良い塩梅で熟れ、ブルネロらしく凝縮感とチャーミングなストラクチャー、余韻はローストしたコーヒー、甘めなハーブや甘草系が残る。 ちょうど飲み頃なブルネロだね。コスパもなかなかよろしいかと。

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