カレラ・エステート・ブレンド ピノ・ノワール・セントラル・コースト・ キュヴェV 2013 カリピノのセントラル・コーストとカレラ マウント・ハーランのブドウをブレンドして造られたスペシャル・キュヴェらしい。 セントラル・コーストは、カレラの所有畑マウント・ハーランよりもさらに広いセントラル・コースト地区のブドウから造られるそうな。 マウント・ハーランに比べ、リリース後すぐでも飲み易く、気軽に親しめる味わいらしい。 と、まあ色々書いてあったが、カリフォルニアワインは良く分からんのでハショることにw エッジは深みのあるルビーだが、全体的には鮮やかに見える。 アロマはダークチェリー、ストロベリーなどのお菓子のような果実が特徴的で、腐葉土の陰もあり、清涼なミント系ハーブやペッパー系のスパイス、ローストな樽香に、バニラビーンズやミルクなどブルピノに見られるニュアンスも含んでいる。 凝縮されたジャムのような赤い果実味ベースで、酸やタンニンはバランスが良く、若いワインではあるがチャームさと高貴さの深みを兼ね備える感じ。なので、ベルベットな口当たりだが硬質でもあり、奥行きのあるストラクチャー。余韻も長く、レッドベリーやシナモン、甘草、小さな赤と白の花々も連想させる。 まあ、女性向きなワインかもね。 可愛らしさの中に内包する深みは特筆すべきポイントでもある気はする。 ただ、今飲むなら開けてすぐ飲めなくもないが、1.5時間くらい待った方がポテンシャルを発揮してくるワインなので熟成も行けそうで、しかも小売価格で3000円位なので、コスパはなかなか良いと思われる。

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