色は茶色かかった輝きのある紫。 香りはリコリス、強いチョコレート、クチナシ、スミレ、バラなど花の香り、それから濃厚な黒い果実。 アタックは柔らかく、ふくよかで伸びやかな酸と果実の甘みがエレガント。 ブラックペッパーなどのスパイス、少しピーマンのような青いエグミのあるタンニン。 飲んだあとも長く口の中が香水のような香りに包まれる。 色からすると濃厚なワインだが飲んでみると、エレガントで香り高い。 ジンファンデルらしいスパイシーさもしっかりあるが、アメリカのジンファンデルとは別物。 プリミティーヴォに近いけどそれよりさらに香りが立ちます。 今日は自家製のラムサグワラ、ラム肉のほうれん草カレーとインドカレー店でテイクアウト購入したバターナン。 スパイシーなほうれん草カレーとこちらのワインはかなりあいます。 ガッツリ肉料理よりは魚の香草焼きとかシチューなどに合わせたいです。 追記 二日目は一日目の花の香りはほとんどなくなり、不思議なほどに濃密さが増し、香りはコーヒーやタバコ、チョコレートなどに変化。 一日目はプリミティーヴォ寄りで二日目はカリフォルニアのジンファンデルのようながっしりしたあじわいになりました。 ここまで変わるのも、変わっても美味しいのも珍しいです。

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