ピュリニー・モンラッシェといえばソゼかルフレーヴと言われるように、ソゼはピュリニー・モンラッシェで1,2を争う実力派の造り手。
バタールモンラッシェとビアンヴニュ・バタール・モンラッシェのグランクリュを2つ、ピュリニー・モンラッシェに質の高いプルミエ・クリュを6つ所有しています。
こう聞くと順風満帆に歩んできたドメーヌと思われるかもしれませんが、エティエンヌ・ソゼにはこんなエピソードがあるのです。
ソゼは古くからその高いクオリティで信頼を置かれ、名実ともにトップのドメーヌとしてピュリニー・モンラッシェに君臨していました。
しかしソゼの娘の嫁ぎ先であるヴォルネイ・サントノのボワイヨ家(ジャン・マルク・ボワイヨ)が、財産相続としてソゼ家の葡萄畑を要求。
ドメーヌの所有する葡萄畑の大きさは3分の1に減少してしまったのです。
そして、減少した生産量を賄うために信頼できる葡萄農家から葡萄を買い付けたため、「ドメーヌ」としての看板を降ろさざるを得なくなりました。
しかしながらソゼは現在でも醸造を故エティエンヌ・ソゼの孫娘、ジャニーヌの婿であるジェラール・ブドが担当し、本当に満足できる質の高い葡萄を使うなど、ドメーヌの時代と変わらない硬派なワイン造りを行っています。
しかもそのクオリティは下がっていないどころか、むしろ上昇していると言えます。
2006年でまだカチカチらしく、かなり前から開けておいてくれましたが、それでも香りを含め無反応状態。
注いでから1時間ほど放っておいて、やっと香りがしっかりしてくる有様でした。
ポテンシャルの高さでしょうか。
かなり厚みがあって濃厚な白ですね。
オイリーで、味の濃い海の幸に合いそう。
友人は「90年代でもまだまだイケた」と言うので、もっと熟成した方がよさそうです。
About 32,000yen
July 2012 in Osaka at Umeda with Sie-Kensou
ピュリニー・モンラッシェといえばソゼかルフレーヴと言われるように、ソゼはピュリニー・モンラッシェで1,2を争う実力派の造り手。 バタールモンラッシェとビアンヴニュ・バタール・モンラッシェのグランクリュを2つ、ピュリニー・モンラッシェに質の高いプルミエ・クリュを6つ所有しています。 こう聞くと順風満帆に歩んできたドメーヌと思われるかもしれませんが、エティエンヌ・ソゼにはこんなエピソードがあるのです。 ソゼは古くからその高いクオリティで信頼を置かれ、名実ともにトップのドメーヌとしてピュリニー・モンラッシェに君臨していました。 しかしソゼの娘の嫁ぎ先であるヴォルネイ・サントノのボワイヨ家(ジャン・マルク・ボワイヨ)が、財産相続としてソゼ家の葡萄畑を要求。 ドメーヌの所有する葡萄畑の大きさは3分の1に減少してしまったのです。 そして、減少した生産量を賄うために信頼できる葡萄農家から葡萄を買い付けたため、「ドメーヌ」としての看板を降ろさざるを得なくなりました。 しかしながらソゼは現在でも醸造を故エティエンヌ・ソゼの孫娘、ジャニーヌの婿であるジェラール・ブドが担当し、本当に満足できる質の高い葡萄を使うなど、ドメーヌの時代と変わらない硬派なワイン造りを行っています。 しかもそのクオリティは下がっていないどころか、むしろ上昇していると言えます。 2006年でまだカチカチらしく、かなり前から開けておいてくれましたが、それでも香りを含め無反応状態。 注いでから1時間ほど放っておいて、やっと香りがしっかりしてくる有様でした。 ポテンシャルの高さでしょうか。 かなり厚みがあって濃厚な白ですね。 オイリーで、味の濃い海の幸に合いそう。 友人は「90年代でもまだまだイケた」と言うので、もっと熟成した方がよさそうです。 About 32,000yen July 2012 in Osaka at Umeda with Sie-Kensou
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