1884年、シャトー・ピション・ロングヴィルだったブドウ畑が、ピション・バロンとピション・ラランドに分断され、その後ピション・バロンの畑は最高の位置にありながら、その真価を十分に発揮できずにいました。
その危機を打開したのがフランス最大の保険会社のアクサ・ミレジム、そしてシャトー・ランシュ・バージュのオーナーであるジャン=ミッシェル・カーズ氏の参加でした。
その後、活発な設備投資と畑の改良をした結果、1987年を境にワインの評価は一変、本来の地位を取り戻すことになりました。
セカンドの歴史はアクサがシャトーを購入した1986年より始まりました。
このアイディアは、偉大なテロワールが認められたロングヴィルのワインを手に入れたくても入れられない愛好者にいかに提供できるかを熟考した結果生まれたもので、レ・トゥーレル・ド・ロングヴィルはまさにピション・ロングヴィルのテロワールの特徴とそのブドウの高貴さを表現したものにほかなりません。
なかなかこんな年代のボルドーのセカンドを飲む機会もなく、ちょっと楽しみでした。
注いでみますとまだまだ色はしっかりしており、ボルドーらしい力強さを感じます。
樽の香りは若干影を潜め、カベルネから来ると思われる果実の香りがしてきます。
タンニンも強くなく、非常に飲みやすいです。
肉料理にはものすごくいいのでは。
こういうのを飲むと、ピノもいいけど熟成したボルドーも見直してしまう。
About 11,000yen
Mar 2012 in Osaka at wassy's
1884年、シャトー・ピション・ロングヴィルだったブドウ畑が、ピション・バロンとピション・ラランドに分断され、その後ピション・バロンの畑は最高の位置にありながら、その真価を十分に発揮できずにいました。 その危機を打開したのがフランス最大の保険会社のアクサ・ミレジム、そしてシャトー・ランシュ・バージュのオーナーであるジャン=ミッシェル・カーズ氏の参加でした。 その後、活発な設備投資と畑の改良をした結果、1987年を境にワインの評価は一変、本来の地位を取り戻すことになりました。 セカンドの歴史はアクサがシャトーを購入した1986年より始まりました。 このアイディアは、偉大なテロワールが認められたロングヴィルのワインを手に入れたくても入れられない愛好者にいかに提供できるかを熟考した結果生まれたもので、レ・トゥーレル・ド・ロングヴィルはまさにピション・ロングヴィルのテロワールの特徴とそのブドウの高貴さを表現したものにほかなりません。 なかなかこんな年代のボルドーのセカンドを飲む機会もなく、ちょっと楽しみでした。 注いでみますとまだまだ色はしっかりしており、ボルドーらしい力強さを感じます。 樽の香りは若干影を潜め、カベルネから来ると思われる果実の香りがしてきます。 タンニンも強くなく、非常に飲みやすいです。 肉料理にはものすごくいいのでは。 こういうのを飲むと、ピノもいいけど熟成したボルドーも見直してしまう。 About 11,000yen Mar 2012 in Osaka at wassy's
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