ドメーヌ・マルシャン・グリヨ ジュヴレ・シャンベルタン・オ・ヴェレ 2012 モレ・サン・ドニのマルシャン家とジュヴレ・シャンベルタンのグリヨ家はそれぞれブドウ農家として生計を立ていて、1950年、両家が結ばれ、ジュヴレ・シャンベルタンの地にドメーヌ・マルシャン・グリヨが誕生したそうな。現在の当主ジャック・マルシャン氏で7世代目となるらしい。 ブドウ栽培は基本的には全て手作業で、一本ずつ丁寧に剪定、摘芽を行い、収量とブドウの質を調整。土壌は、雑草の繁殖を防ぐ目的と浸食を軽減する目的で頻繁に耕しているとのこと。サステーナブル農法を実践し、不要な化学物質は使わず、土壌の保護に努めている。マルシャン・グリヨの所有する畑では約20年前から除草剤、殺虫剤を使用しておらず、収穫後は、非常に厳しい目を持った選果チームが一房ずつ確認、完璧に成熟したキレイなブドウだけを選び醸造しているとのこと。 醸造は家族全員で協力して行い、発酵は天然酵母に任せSO2やその他の添加物の使用は最小限に留めているそうな。 アロマはフランボワーズ、レッドチェリーにストロベリー、ナチュラルで軽めなビオっぽい土の香り、樽は効かせず硬質なミネラルが特徴的、優しい薔薇やスミレの花のフレーバー、黒砂糖やハチミツなどの甘いニュアンス、シナモンなども少々。 整った赤の果実味、酸やタンニンはミネラルに包まれシルキーさが前面に出てるかも。可愛らしいテクスチャー、程良い苦み、余韻は甘草、若草、タバコなどのロースト、赤い花々のイメージがほんのり残る。 ワインセットに入ってたが、クオリティは高いかな。 普通に買うのは躊躇うけどねw

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