イタリア・トスカーナIGTマーマ・ノンマーマです。 花占いの「好き、嫌い、」をそのままエチケットにしたわかりやすいネーミングで、ソムリエさんのサイトでは「味が好きか嫌いか？」と解釈されてる方が多いけど、エチケットの二羽の鳥、頭が青い方がオスに見えるんですが、そっぽ向いてるとなるとこれはメスのアプローチ？(^^;; 色々な角度から話ができそうなネーミングですね(^.^) トスカーナ州キアンティクラシッコ地区のサン・カッシアーノ・ヴァル・ディ・ペサで作られるワインで、土壌は主にガレストロと呼ばれる泥灰土で比較的冷涼な気候、セパージュはサンジョベーゼ90%、カベルネソーヴィニョン&メルロを10%。若木を中心に作られるワインです。 色は縁にはっきりとオレンジの映る暗いガーネット、輝きは中くらい、無濾過の為少し濁りがあるが異常ではない。レッグスが長く太め、アルコール感が強めかと思われる。 香りは暗い赤果実、ブラックチェリーやベリー、ややコショウっぽいニュアンス、ジャムの鼻に抜ける甘い香り。 味は硬い感じのアタック、早い酸はフレッシュではあるが意外と短い。ささやかな甘み、角度 は急だが早く減速したあと、ゆるやかなテーパーにかわってそこから長い。 酸と入れ替わるようにタンニンが主張してきて、カベルネソーヴィニョンらしい骨太な複雑味が長い余韻まで続く。余韻の途中でブドウの梗の風味が出る。 少しクセのある風味なので、好き嫌いを聞かれたらどちらかというと…ってなりそうだが、慣れればしっかり目のサンジョベーゼに＋αとポジティブに思えるので、好きな方です。セラー出しの14℃では酸が目立ち過ぎ、16℃で果実味がバランスよくなってくるので、やはりサイトのオススメ温度通りでした。上がるほど小振りのグラスでも違和感なく飲めると思います。 しっかりした味付けのパスタが合うと思います。7-11の明太クリームパスタなんかとどおぞ(^^;;

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