ドメーヌ・ブラン・ガニャール ヴォルネイ・1er・シャンパン 2010 ドメーヌ・ブラン・ガニャールはジャン・マルク・ブラン氏と、ブルゴーニュの有名なガニャール一族の本筋、ドメーヌ・ガニャール・ド・ラグランジュの娘クローディーヌが結婚したことにより誕生したらしい。 現在はブラン・ガニャールの畑だけでなく、譲渡によってドメーヌ・ドラグランジュ・バシュレの畑からもワインを造っているそうな。 一般的には白ワインの造り手として知られているが、シャサーニュ・モンラッシェ、ピュリニー・モンラッシェ、ヴォルネイ、ポマールからワインを造っており、赤白両方のワインを器用に仕立てる高い技術を保有しているとのこと。 シャンパンはヴォルネイでも歴史が古く、秀逸な1級畑で、石ころが多く、水はけに優れるそうな。 エッジは深いルビー。 アロマはフランボワーズ、ダークチェリー、ストロベリージャム、甘くエレガンスなスミレや薔薇の花々、燻んだなめし革やローストな樽香、バニラ、サシャーニュっぽい冷涼な土やハーブなど。 柔らかな赤と黒のバランスの取れたベリーのテイスト、酸はきめ細かく、タンニンもシルキーでヴェルヴェットなストラクチャー、粘性は強めかもだがキリッとしていて、余韻はトリュフ系の乾いたキノコ、甘草、ミネラル、シナモン、可愛らしい赤い花々など。 今まで飲んだヴォルネイでは一番クオリティは高いかもだが、いわゆるボーヌらしい雑味が若干気になるかな。 まあ4500円以下だったらリピートは出来るかも。

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