Dom. Michèle et Patrice Rion Bourgogne Chardonnay写真(ワイン) by テスト17678

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REVIEWS

ワインDom. Michèle et Patrice Rion Bourgogne Chardonnay(2008)
評価

3.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2012-01-16
飲んだ場所エノテカ
買った日
買った場所エノテカ
購入単位ボトル
価格帯
価格2600
インポーター

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テスト17678

徹底したこだわりを貫く、ニュイ・サン・ジョルジュを代表する造り手、パトリス・リオン。 パトリス・リオンは「ドメーヌ」と「ネゴシアン」の二つの顔を持つハイブリッドな造り手です。 「ドメーヌ」は自ら所有する畑でブドウの栽培からワインの醸造まで全てを一貫して行います。 それに対し、「ネゴシアン」は様々なタイプがありますが、他の造り手の造ったブドウを買い取り、そのブドウでワインを造る「ネゴシアン・エルバール」など、基本的に他の造り手と提携し、ブドウやワインを買い取る形態を取ります。 その中で、パトリス・リオンは「ネゴシアン・ヴィニフィカトール」と名乗ります。 「ネゴシアン・ヴィニフィカトール」とは、自らの畑と同じ品質を確保するために、契約農家に対して葡萄の栽培の指導、収穫を行う日の指示まで行い、厳格に管理されたブドウを買いつけ、醸造を行う形態のネゴシアンのこと。 独自のワイン造りのスタイルを築いており、他とは一線を画すクオリティのワインを生み出しています。 ワイン造りを手掛けるのは、ドメーヌ・ダニエル・リオンの長男として生まれたパトリス氏。 アンリ・ジャイエからの強い影響を受け、オレゴンなどでもコンサルタントとして活躍するなど、天才的な醸造のセンスを有しています。 そして遂に、優良な畑を所有しながらも、最高峰の位置につけなかった当時のドメーヌを、若くしてニュイ・サン・ジョルジュを代表する生産者にまで一気に引き上げました。 そうした背景にはパトリス氏の熱心な研究心や徹底した選果など数々の工夫があります。 最新の栽培技術、醸造技術、熟成技術を絶えず研究し、ブショネによる劣化の心配のないスクリューキャップも早くから取り入れました。 また、特に自社畑ではビオの手法を実践しています。 そうして生まれるワインは驚くほどエレガントなスタイル。 黄金色に柑橘系の香り。 味はオイリーさを少し感じます。 酸はしっかりでさっぱり感が強い。 まあまあいいお値段ですが、お手本のようなブルゴーニュ・ブラン。 見かけたら購入をお勧めいたします。

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