ワイン | 小布施ワイナリー Dom. Sogga Vin Sans Chimie Réserve de la Famille ムラサキ第四西・東農場 メルロ(2012) | ||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
評価 | |||||||||||||||||||||
味わい |
| ||||||||||||||||||||
香り | |||||||||||||||||||||
詳細 |
|
追記です。 この価格帯のワインにしてはコルクが短いです。そして“小さい”のです。コルクスクリューを差し込もうとしたら、コルクが回り始めて、本当にビックリしました。30年以上ワインを飲み続けていますが、初めての体験です。イタリアワインのような、びくともしないコルクも問題ありですが、ワインの健全さを保つためにも、ワイナリーに猛省を促したいと思います。
テスト48850
2012 ドメイヌソガ サンシミ メルロ ムラサキ第4西、東農場 レゼルヴファミーユ ワイナリーが醸す日本酒を先に大好きになり、ワインを飲みはじめた小布施ワイナリーのメルロ。グラスの中で開くまで、ちょっと時間が必要です。いわゆる「自然派」のワインですが、色合い、味わい、香りのすべてが繊細でクリーンです。ストレートな果実香ではなく、乾燥させた樹皮やハーブのニュアンスがあり、時間の経過とともに香りが複雑さを増していきます。キレイな酸と、とてもキメの細かいタンニンを感じますが、強いワインではなく、さりとて滑らかなわけでもありません。実際に味わったわけではないけど、ちょっと白粉(おしろい)のようなタッチです。どことなく、焦点が合っていない印象。それぞれの要素は、たいへん面白いのだけど、全体としての像がボンヤリしているようなもどかしさを感じますが、大器であることは間違いないと確信します。成長の途中にあるアンバランスさを、将来のあるべき姿の幻がカバーしているのでしょうか?
テスト48850