安旨ピノを探す旅。第2回。Vinicaで評判の良いカリフォルニアのPinot Noir。カルディで1000円。 ■外観 濃いめのルビー色。粘性度やや軽め。清澄度良好なスティルワイン。 ■香り ボリューム中程度。赤系ベリーのフレッシュな広がり。 ブルーベリー、ラズベリーと言ったベリー系果実の香りに、バラのフローラルなニュアンスも。イチゴキャンディーの様なスイートな香りも。空気に触れさせるとスパイシーな丁子の香りが特徴的。 ■味わい アタック中程度。煮詰めた果実の黒い甘さが印象的。まろやかな酸が中程度存在し、渋味はやや弱めでキメの細かいタンニンが程よく溶け込んでいる。アルコール度数は高め。余韻はやや短め。 香りは良いが、味わいに熟し過ぎた感がでている。好みが別れると思うが、個人的にはすぐに飽きてしまう部類。いい意味でも悪い意味でもピノっぽくない作り。

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