南アフリカ、スワートランドのローヌブレンド(?)ワイン、バデンホーストです。シラー、サンソー、ティンタバロッカ、グルナッシュ、ムールヴェードルという珍しいブレンド。同様に珍しいブレンドだった白は意外にもオーソドックスなワインでしたが、赤はどうでしょうか。早速飲んでいきます。 色は中心が濃い目の赤色。縁はけっこう透けてる。香りはチェリー、プラム、スミレの暗い果実香がまず来る。出汁や醤油、胡椒の土っぽい香り。インクの濃い香り。樽のトーストのような香りがきれいに乗っている。開けたてのうちはゴムのような還元香がある。 アタックにタンニンがガッツリと来る。果実味に割りと甘さがあるのが特徴的。果実味に濃さはないが密度がある。酸もしっかりある。エレガント系のシラーという印象。染み入ってくる高級感のあるワイン。赤と白だと赤のほうが好きかな。赤白どちらとも奇抜なところはなくしっかりと作られている印象のワイン。

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