No. 59 Natura, Sauvignon Blanc, Emiliana 2012 ナチュラ、ソーヴィニョン・ブラン、エミリアナ 主張しすぎない果実味、しっかりとした酸、きっと小高い丘で育った葡萄なのだろう チリのソーヴィニョン・ブラン。 直接的な果実味を楽しめるのだろうと思いながら抜栓。 良い意味で想像を少し裏切られた。 淡いべっこう飴色。 仄かにブラウンがかったクリアなイエロー。 グラス周りの脚は間をおいて滑らかに降りる。アルコール度数は12%。 ディスクの厚みは中程度。 青草、花につんとくるグレープフルーツの柑橘香、グレープフルーツの内側の白い表皮の苦みも香る。 ライム、青みを強く伴った柑橘香。 みずみずしい果実感。 青み、苦いなどソーヴィニョン・ブランの特徴をきれいに表出。 果実味の主張は適度。 思いのほか控えめの果実味と少し強めの酸を感じ、冷涼な小高い丘で育ったのでは、と想像が膨らむ(テイスティング日: 2014年5月14日、16日)。

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