ワイン | Tacchino Trivolì Cortese dell'Alto Monferrato | ||||||||||||||||||||
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(続き) 女友達&彼氏&その友人と合流。 聞いていた通り、テーブル無し。椅子だけの確保。しかし、地べたには女友達が持参してきた大きなワインクーラ一が。 早速、開けられなかった2本を買ったばかりのオープナ一で抜栓。途中で割れたコルクも無事に処理出来た。 私が来るまでに既に2本の泡物を空けていた模様。 微炭酸のイタリア白は今イチだったが、男達は美味いと言ってくれた。 オーナ一の直筆サイン入り、シャトー・ブースカッセはこれまでに何度も味わっているが、印象が何やら違った。はっきり言って物足りなかった。フルボディの深みもない。コルクの状態が悪かったので、あるいは管理に問題があったのかもしれない。 ☆ この日はまだまだ続きはあるのだけど、それはまた別の機会に。 この微炭酸白のタッキーノだが、その後2度程購入し、自宅で飲んでいる。 白なんだけれども「発泡酒」として扱われるのではないこの微炭酸ものは主にイタリアに見受けられるのだが、味わい云々よりも、気分的に購入したくなり、飲みたくなってしまう趣きがある。 初夏になると、特に。 2枚目の写真はこの時に『無印良品』で購入したオープナー、「キャップ切り付きコルク抜き」。 不馴れな方、力のない女性でも使える。 値札が見えますが、実はその後、一度も使っていません。 3枚目の写真は、この時に敢えて持参しなかった、愛用のオープナー。 その後、同じ場で、ニュージーランド人の友人が、鶏肉を捌いたギトギトさた手のままにこのオープナーを手にしたものだから、どんなに頑張っても汚れが落ちなくなってしまった。 以降は専ら自宅のみ。 珠に外飲みに持参するけれども、ちょっと見苦しいし、ベタベタ感が残ったままなので他の人には使わせないようにしています。 このオープナーは、これまで使った中でも最も開け易いと思う。
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2009年10月、女神まつりの初日(前夜祭も含めて三日間なので実質は中日)。 毎年、屋外でのワイン飲み主体に、楽しみにしている自由が丘の街最大のイヴェント。 長年の女友達(相当なワイン好き)と待ち合わせての南口緑道でのワイン三昧。 以下、当時の記から抜粋。 ☆ 自宅から持参したワインは2本。先月の大型連休中に購入した『ヴィノスやまざき』の福袋に入っていた、イタリアの白(微炭酸)「トリヴォリ・フリッツァン テタッキーノ」(2008年)。それから、同じく大型連休中に恵比寿ガーデンプレイスのワイン・マーケット『PARTY』で購入した、オーナ一のアラン・ブリュモン氏の直筆サイン入りの「シャトー・ブースカッセ」。 14時前に南口緑道に着くと、予想通り、大変な人出。 この日14時からと夕方の二度、MASTビルの外階段を利用した特設ステージに演奏するのは、友人でもある女性ジャズ・ドラマー(プロ)が指導する10代(中三&高三)の女のコ達を主体にしたジャズの吹奏楽団。 昨年、新人の登竜門として知られる「浅草ジャズコンテスト」本選にも出場した実力派。管楽器陣(トランペット&トロンボーン&サックス&クラリネット)が9人の女のコ、リズム陣(エレキベース&ドラムス)が男のコという11人編成だが、全員受験生ということで、女のコの内二人が今回は参加出来ず。 計9人による若い、スウィングするジャズは、始まった途端に拍手喝采を浴びる。 と、その時、肩を叩く人が。 振り返ると、泡物のグラス持参の女友達。 現在30代前半の彼女とは、彼女がまだ10代の頃からの付き合いになるが(顧みれば、18歳の彼女に泡物を1杯だけ飲ませて「自由が丘デビュー」させたのもこの南口緑道屋外ワインの場だった)、アルト・サックスを吹く彼女は20代前半の頃に女性の管楽器奏者主体の大人数編成のバンドでメインを張ってもいた。渋谷のスタンディングのライヴハウスにおける演奏は相当にイカシていた。私は、彼女にずっとアルトを吹き続けて欲しかったのだが、パン作りに目覚め、パン職人になることを決意。あっさり、バンド活動から身 を引いた。修業時代、鎌倉で一軒家を借りての生活で海を見ながらサックスを吹いたり、豪華客船で世界を周りながら修練していた時も船の専属ビッグバンドから楽器を借り、吹いていたりもした。 20代の後半に念願の自分のパン屋をオープンしてからはサックスを吹く暇もなくなってしまったようだ。 10代の女のコ達の演奏を傍らで聴く女友達は終始ゴキゲンで、歓声を上げ、体を揺らしていた。 彼女のグラスが空になるのを見て、持参したワインを開けることにした。 包み型の簡易ワインクーラ一で冷やした微炭酸の白をオープナー(ヴェストのポケッ卜にも収まる、サヴァイヴァル・キット付のもの)で開けようとしたら、コルクが(近年ありがちな)ゴム樹脂製で、これが全く開かない。 本格的なソムリエ・ナイフでないと無理。 諦めて、もう1本の赤を開けることにしたのだが、オープナ一(もどき)の短いスクリュ一部分はコルクを引っ張り上げることは出来ず、コルクが中程で割れてしまった。こちらも本格的なオープナ一でないとフォロ一は無理。 実は、前日は、このミニチュアのオープナ一(もどき)の他に、デザイン性がある上にとても開け易いオープナ一をもうひとつ持参していた。 それを出掛けに置いてきたのには訳がある。 その洒落たオープナ一は傍らの女友達と(やはりワイン好きな)元夫君の結婚披露パーティ一における引き出物だったのである。ヴォーカリストでもあった旦那のバンドもフルに活躍した盛大なパーティ一だった。 新しい彼氏との場で、離婚相手との披露パーティ一の引き出物を持参する野暮は私にはない。 他のソムリエ・ナイフでも良いから、もうひとつ、持参すべきだったと後悔。 ワインは諦め、女のコ達の演奏に集中することにした。 彼女達の演奏は、各々のソロを含めて、とってもゴキゲンで、我々だけでなく、多くの立見客を含めた人々を魅了していた。 アンコールを含め、演奏が終わった後、緑道に面している『無印良品』に寄り、一種だけあったオープナーを購入(誰にでも間連いなく開けられるタイプ)。 千円。 自宅にはソムリエ・ナイフ3種を含め、様々なタイプのオープナ一がゴロゴロしている。これ以上増やしたくもないのだが、予備を忘れてきた己れが悪い。 まさか、南口のワインブースに(その場にない)持参ワインを差し出し、「開けてくれ」とも言えまい。 (続く)
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