８年余の交流を持つ才気ある女性ジャズ・ヴォーカリストのリーダー・ライヴを聴きに、東急東横線学芸大学駅地殻の『珈琲美学』へ久々に足を運ぶ。 この学芸大学駅周辺にはジャズ・ライヴを楽しめる店が３軒あるのだが、この店のスケジュールが一番興味をそそられるかな。 20代前半から見守ってきたヴォーカル嬢は現在身重で８月下旬に出産予定。 それを聞いたのは、ほんの数日前。もう、親戚のおじちゃん状態で、自分事のように喜んでしまいました。 トランペット、ギター、彼女自身によるピアノによるライヴがまた素晴らしかった。 ゴキゲンな夜でした。 この店は、ワインのボトルを何種か置いてくれている。私にとっては必ず飲み慣れたラングドックのワインがあるのが嬉しい（赤だと、他には、ボルドー、ブルゴーニュ、イタリア、カリフォルニア、チリ）。 久々にライヴを聴きながらの赤の１本飲み。 まぁ、一番安価なワインだから、とやかく言うのは無し。 美声とスキャット唱法等の魅力を供えたヴォーカリストのライヴを彩ってくれるならそれで充分。 ハモン・セラーノ、これがとにかく無茶苦茶旨い。香草の香と共に口に頬張り、ゆっくりと噛んで味わう。 その後の赤ワインが何とも言えない。香りとハモン・セラーノの旨味でワインのランクも一気にアップ！ 古くからのコーヒー店だけあって、コーヒーの味には定評があるのだけど、私はいつもワインのボトルのみさだったので、「美味しい」と評判の逸品はなかなか味わえなかった。 コーヒーゼリー。 セット間の休憩時間に注文。すぐに写真を撮ろうと思ったら、スマホのワンセグが予約録画中でカメラ機能が使えない。録画が終わるまでじっと我慢していたら、ご覧の通り、上に乗っかったアイスが溶けかかってしまいました。 いやー、美味しかった！ ワインがまだまだ残っているのに、中断してオーダーした甲斐がありました。 女性一人でも入り易いし、コーヒー主体にソフトドリンクも注文しやすい。 六本木や銀座で活躍しているジャズ・ミュージシャン出演のライヴの他、ワールドミュージックやクラシックも。 １本空けて、終演の後はゴキゲン状態で自由が丘のＢＡＲへ流れましたとさ…。

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