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3.0
徒歩圏内にあって、ワインの持ち込めるジャズ・ライヴの店ではジャズ以外の様々な音楽も楽しめるのだが、隔週で催されている「チェロリン村コンサート」は「村長」のT氏が毎回趣向を変えて、クラシックを気軽に楽しむ機会を提供してくれている。 13日、好天にもかかわらず一日中自宅で原稿書きだった為、気分転換に久々のこの「チェロリン村コンサート」に足を運んだ。 赤ワインを1本携えて出かけたが、白か泡を飲みたくなり、このお店と同じ商店街(アーケード)にある『カクヤス』に立ち寄った。 冷えているものから選ぶには限られていたのだが、迷った末に選んだのが、ボルドーの安物スパークリング・ワイン。 ワイン専門誌『ワイン王国』における「フレンチ・スパークリング厳選100本」のベスト10に選出されたものだが、モダン・ジャズを彩ってくれたウッドベースの名手(ポール・チェンバース)にスペルが似ていることもあり、ワイン名は何となく記憶に残っていた。 ユニブラン60%&フォル・ブランシュ40%は、私の場合、そんなには馴染みのない品種のブレンド泡だが、スッキリとしていて、とても飲み易かった。 高級シャンパンの味わいでなくても、泡立ちが豊かなら私は充分に満たされてしまう。 食事を作る気がおきなかったので、マリアージュを意識せずに、まずトマトソースのパスタを注文。後で、サーモンのマリネ(これはマッチ)。 この店のワイン・クーラーはしっかりと冷えるので好き。長時間のライヴを楽しむにはありがたい。 フルートグラスは小ぶりだけど、安定感があり、うっかりと倒すこともない。 さて、今回の「チェロリン村コンサート」は、世界の子どもの歌(唱歌や童謡)を比較して、聴き(歌い)比べをするというもの。 フランスの“きらきら星”に対して日本の“たなばたさま”、アイルランドの“小川の四季”に対して日本の“春の小川”、英国の“ピクニック”に対して日本の“靴が鳴る”韓国の“島に住んでいる赤ちゃん”に対して日本の“七つの子”フィリピンの“田植え歌”に対して日本の“茶つみ”、米国の“線路は続くよどこまでも”に対して日本の“汽車ポッポ”、といった具合に(因みに、4枚目の写真のグラスの傍らに見える、パンチ穴付紙片はオルゴール用のもので、T氏がテンポを変えたり逆回しにしたりして“汽車ポッポ”を手巻き演奏して下さいました)。 自らもクラリネットやフルートや縦笛を吹いた村長T氏の他、プロのピアニストと声楽家(アルト)、ファゴット奏者が参加。 「一緒にどうぞ」の歌声喫茶風。 プロジェクター~もちいたT氏の面白トーク(解説)もあり、初めて知ったエピソードも多々、楽しめた催しでした。 精力的にこのクラシック・コンサートを企画するT氏。回を重ねて今回が313回目。1年25回としても、相当なロングラン企画で有ることがわかるかと思います。 入場料は僅か500円。 終演後、T氏と語らいましたが、本当に企画力に富んだ方。 来月には、(私が楽しみにしている)クラシック版ジャム・セッションもある。 室内楽の各演奏者が自らもお酒を楽しみつつ、様々なクラシックの楽曲を譜面を渡されて複数のアンサンブルで次から次へと演奏していくというもの。 クラシックの演奏家の能力の高さと集中力、お酒の楽しみ方等、ジャズ者の私としては興味津々。 毎回、T氏にお願いして、ピアソラの演奏をリクエストしております。 安物のスパークリング・ワインでも飲むシチュエーションにより、上等なそれにも変わる。 アルトのピアノ伴奏付でドボルザークの“わが母の教えたまいし歌”を聴きながら飲む泡は格別なものとなりました。 ワインクーラーに浸していた為にエチケットが濡れていたので、自宅に空き瓶を持ち帰り、撮り直しました。
テスト30395
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徒歩圏内にあって、ワインの持ち込めるジャズ・ライヴの店ではジャズ以外の様々な音楽も楽しめるのだが、隔週で催されている「チェロリン村コンサート」は「村長」のT氏が毎回趣向を変えて、クラシックを気軽に楽しむ機会を提供してくれている。 13日、好天にもかかわらず一日中自宅で原稿書きだった為、気分転換に久々のこの「チェロリン村コンサート」に足を運んだ。 赤ワインを1本携えて出かけたが、白か泡を飲みたくなり、このお店と同じ商店街(アーケード)にある『カクヤス』に立ち寄った。 冷えているものから選ぶには限られていたのだが、迷った末に選んだのが、ボルドーの安物スパークリング・ワイン。 ワイン専門誌『ワイン王国』における「フレンチ・スパークリング厳選100本」のベスト10に選出されたものだが、モダン・ジャズを彩ってくれたウッドベースの名手(ポール・チェンバース)にスペルが似ていることもあり、ワイン名は何となく記憶に残っていた。 ユニブラン60%&フォル・ブランシュ40%は、私の場合、そんなには馴染みのない品種のブレンド泡だが、スッキリとしていて、とても飲み易かった。 高級シャンパンの味わいでなくても、泡立ちが豊かなら私は充分に満たされてしまう。 食事を作る気がおきなかったので、マリアージュを意識せずに、まずトマトソースのパスタを注文。後で、サーモンのマリネ(これはマッチ)。 この店のワイン・クーラーはしっかりと冷えるので好き。長時間のライヴを楽しむにはありがたい。 フルートグラスは小ぶりだけど、安定感があり、うっかりと倒すこともない。 さて、今回の「チェロリン村コンサート」は、世界の子どもの歌(唱歌や童謡)を比較して、聴き(歌い)比べをするというもの。 フランスの“きらきら星”に対して日本の“たなばたさま”、アイルランドの“小川の四季”に対して日本の“春の小川”、英国の“ピクニック”に対して日本の“靴が鳴る”韓国の“島に住んでいる赤ちゃん”に対して日本の“七つの子”フィリピンの“田植え歌”に対して日本の“茶つみ”、米国の“線路は続くよどこまでも”に対して日本の“汽車ポッポ”、といった具合に(因みに、4枚目の写真のグラスの傍らに見える、パンチ穴付紙片はオルゴール用のもので、T氏がテンポを変えたり逆回しにしたりして“汽車ポッポ”を手巻き演奏して下さいました)。 自らもクラリネットやフルートや縦笛を吹いた村長T氏の他、プロのピアニストと声楽家(アルト)、ファゴット奏者が参加。 「一緒にどうぞ」の歌声喫茶風。 プロジェクター~もちいたT氏の面白トーク(解説)もあり、初めて知ったエピソードも多々、楽しめた催しでした。 精力的にこのクラシック・コンサートを企画するT氏。回を重ねて今回が313回目。1年25回としても、相当なロングラン企画で有ることがわかるかと思います。 入場料は僅か500円。 終演後、T氏と語らいましたが、本当に企画力に富んだ方。 来月には、(私が楽しみにしている)クラシック版ジャム・セッションもある。 室内楽の各演奏者が自らもお酒を楽しみつつ、様々なクラシックの楽曲を譜面を渡されて複数のアンサンブルで次から次へと演奏していくというもの。 クラシックの演奏家の能力の高さと集中力、お酒の楽しみ方等、ジャズ者の私としては興味津々。 毎回、T氏にお願いして、ピアソラの演奏をリクエストしております。 安物のスパークリング・ワインでも飲むシチュエーションにより、上等なそれにも変わる。 アルトのピアノ伴奏付でドボルザークの“わが母の教えたまいし歌”を聴きながら飲む泡は格別なものとなりました。 ワインクーラーに浸していた為にエチケットが濡れていたので、自宅に空き瓶を持ち帰り、撮り直しました。
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