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3.5
狐のラベルが有名なフリードリヒ・ベッカーのピノ・ノワール。エノテカが輸入してるので日本では一番飲まれているドイツのピノ・ノワールだと思われます。今回は上級のグローセスゲヴェクスラインです。しかも2004年と少し古めです。GGはジャン・ストッデン以来ですね。早速飲んでいきます。 12年という年数の割には色が薄い。縁は退色しつつあるオレンジ色の強いガーネット。アール地方とはうってかわってチェリー、イチゴの香りを中心としたコートドニュイ系の鋭い香り。濡れた杉の木、樽、マッシュルーム、薔薇の花、キャラメルやトリュフなど、年数なりの香り。香りの強さ自体は軽めだけど果実の香りは残っている。 味は酸味がしっかりしていてちょっと甘みを感じる。ミルク感もあって新しい年だと新世界系のピノノワールっぽかったのかな。タンニンはかなり少なくて落ち着いた味。余韻もしっかり。茶葉の感じもあり、バランスが非常によい。これは多分新酒でも美味しかったと思います。アール地域とは異なっていて2000年代以降のエレガント系ブルゴーニュに近い。こういう中心に色が残ってるくらいの熟成はとても好みですね。 と、思っていたらボトルの下の方は熟成香が強すぎて飲めたものじゃなくなってた。古酒にしてもボトル内の格差が強くないですかね。
テスト46317
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狐のラベルが有名なフリードリヒ・ベッカーのピノ・ノワール。エノテカが輸入してるので日本では一番飲まれているドイツのピノ・ノワールだと思われます。今回は上級のグローセスゲヴェクスラインです。しかも2004年と少し古めです。GGはジャン・ストッデン以来ですね。早速飲んでいきます。 12年という年数の割には色が薄い。縁は退色しつつあるオレンジ色の強いガーネット。アール地方とはうってかわってチェリー、イチゴの香りを中心としたコートドニュイ系の鋭い香り。濡れた杉の木、樽、マッシュルーム、薔薇の花、キャラメルやトリュフなど、年数なりの香り。香りの強さ自体は軽めだけど果実の香りは残っている。 味は酸味がしっかりしていてちょっと甘みを感じる。ミルク感もあって新しい年だと新世界系のピノノワールっぽかったのかな。タンニンはかなり少なくて落ち着いた味。余韻もしっかり。茶葉の感じもあり、バランスが非常によい。これは多分新酒でも美味しかったと思います。アール地域とは異なっていて2000年代以降のエレガント系ブルゴーニュに近い。こういう中心に色が残ってるくらいの熟成はとても好みですね。 と、思っていたらボトルの下の方は熟成香が強すぎて飲めたものじゃなくなってた。古酒にしてもボトル内の格差が強くないですかね。
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