ワイン | Dom. Jean Gros Clos de Vougeot Grand Cru(1955) | ||||||||||||||||||||
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当日、このワインを飲まれた方の感想をいただきましたので、ここに記しておきます。 「クロドヴージョは、とにかく味がどんどん変わってきて、歴史を飲んでる感じがしました。箱入りというか、ビンの中で保存されていた若さが、呼吸のたびに吐き出され、実年齢に近づいていく感じが、とても印象に残っています」(Mさん)
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もうお一方、コメントをいただきました。 「印象的だったのは55年のジャン・グロのクロ・ド・ヴージョ。 開けた瞬間鮮やかに咲き、若々しかったワインが、どんどん変化する様がとてもすごかったです。 世界の様々な種類と色々な時代のワインを味わい、遥かな時空に飛ばされて、ふわふわとして現実の月曜日にまだ微妙に戻りきれておりません」(Jさん)
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すごく貴重なワインですね! 開けた瞬間から加齢するというのを読んで「浦島太郎の話は、ワインの話だったのかな?」と思っちゃいました。
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あ、まさにそんな感じです。衝撃的なワイン体験でした。
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1955 クロ・ド・ヴージョ ドメーヌ・ジャン・グロ ワイン会6本目は、本日の参加者全員よりも年長のブルゴーニュです。 このボトルは、20年以上前に池袋のデパートで購入して、5本目のパヴィと同じ経路でこの会に持ち込んだワインです。 スクリュープルを使って慎重に抜栓。今回はトラブルなく抜き切りました。 これもデカンタなしで、直接グラスへ。 すべてが健全な状態で、先程の64年のパヴィと比べても若くピチピチした、驚異的な状態の良さです!これには参加者一同が驚きました。 まったく予断なくグラスの中身と向き合えば、おそらく90年代後半〜2000年前後?悪くても90年代前半と答えるでしょう。 しかし、瓶の中で、周囲とは完全に隔絶された時間を過ごしてきたワインは、解き放たれた瞬間から、一気に、本当にものすごいスピードで加齢を始めます。 香りを取るたび、グラスに口をつけるたびにどんどん変容していき、ものの数分でまったく違ったワインになってしまいました。 これには全員、2度びっくりです。 オールドワインならではの、得がたいワイン体験でした。
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