Ch. Quinault l'Enclos写真(ワイン) by テスト1899

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REVIEWS

ワインCh. Quinault l'Enclos(1997)
評価

3.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
詳細
シチュエーション
飲んだ日2016-06-10
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価格
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テスト1899

シャトー・キノー・ランクロ 1997 サンテミリオンの特別級、新興のスターと呼ばれる、元々ボルドーの開業医であったフランソワーズ・レイノー博士によって造られたファーストヴィンテージ。 ポムロールの「ラ・フルール・ド・ゲイ」の所有者であった同氏が、キノー・ランクロを手に入れたのは1997年のこと。 低収量、低温マセラシオン、果汁濃縮、木製樽での発酵と、周辺シャトーと同じ技術を取り入れる一方、画期的な技法を開発して注目を集めたそうな。 ポムロールのラ・フルール・ド・ゲイの所有者でもあったらしい。 セパージュはメルロー80%、カベソー10%、カベフラ10%。 PP88点。 エッジは熟成感のある橙。 アロマはフレッシュさとオールディーを併せ持つ。熟したカシスやブラックベリー、チェリーのジャム、なめし革、檜、スミレや薔薇の花のドライフラワー、カシューナッツやピスタチオを燻ったような香ばしさ、ローズマリーやブラックペッパーのスパイス。 黒の果実味に梅や鰹のようや熟成感、酸やタンニンはバランス良く形作り、ルネサンスの絵画のような滑らかなストラクチャー。 余韻も梅、甘草系、紅茶のような枯れたニュアンスが漂う。 なんだろ、テイストは熟成されたボーヌのポマールに近いニュアンスかも。 作る工程が近いのか分からんが面白いね。 多分ちょうど古酒としての飲み頃なのかな。 右岸の19年熟成で5000円でこのクオリティはなかなかなんじゃないでしょうか。

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