カスティーノのバローロ2009 安い価格帯のバローロとしては、なかなかおいしい。 カスティーノ家は7代続くワイナリーで、個人経営のワイナリーで19世紀から続いているところはイタリアでも2%しかないそうだ。 カスティーノの近所の畑も、某大手トスカーナワイナリーが買収しているそうだ。 時折トスカーナから、黒塗りの車を連ねて視察に来る様子は、マフィアのよう、とのこと。 小規模生産者にとっては生き残りが難しい時代。カスティーノのような生産者は貴重だ。 どうも代々伝わる製法があるらしく、秘密にしたいのか、何度聞いても商品説明の内容が違う。 頑固で変わり者のエピソードには事欠かない人物。

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