Winery Arts (Vintae)ワイナリー・アーツ

リオハ生まれで大学時代をテキサスとカリフォルニアで過ごしたリカルド・アランバリは、北米のワイン技術と、自由で独創的で革命的な発想を学んだ。その技術と発想を思う存分発揮するには、規制の厳しいリオハなどのDO地域はふさわしくないと判断し、エブロ川下流で地形と土壌はリオハの特徴を持つ、独特の気候のリベラ・デル・ケイレスに拠を構えた。リオハと接しアラゴンとナバラの町を含む地域で、気候は、テンプラニーリョやガルナッチャと同じく、メルロー、カベルネ、シラーといった外来品種の栽培にも適している。ブドウ畑はモンカヨ山の標高2,316mを超える地域から、リベラ・デル・エブロの平野に広がる古い樹齢で生産を抑えた畑を選んでいる。地中海地方独特の力強いボディとほのかな甘みに、モンカヨ山の自然の壁と北西風がつくり出す大西洋の影響が、フレッシュな酸味を加えている。「コメント提供：有限会社 オーケストラ」