Famille Fezas Cuvée Assemblage Rouge写真(ワイン) by テスト30395

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REVIEWS

ワインFamille Fezas Cuvée Assemblage Rouge
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2015-04-24
    飲んだ場所
    買った日2015-03-29
    買った場所『成城石井』自由が丘店
    購入単位
    価格帯
    価格
    インポーター

    COMMENTS

    テスト30395

    自由が丘に『ヴィノスやまざき』がオープンしたのは2008年4月26日のこと(もうすぐ7周年)。 自由が丘の街はワイン需要が高いのにワイン専門店が存在していないのは(学生時代からこの街に馴染んできた身としては)不思議でしょうがなかったから、これは本当に嬉しかった。 渋谷店や有楽町店のようにワイン・バーが併設されないのは残念だったが、2階に(1階のショップで購入した)ボトルの持ち込み可能なレストランを併設。 これに触発された訳ではないだろうが、後に自由が丘の街に進出したAEON系のワイン・ショップは、自由が丘に数多ある個性的なワイン絡みの飲食店への持ち込み可というシステムにより、自由が丘のワイン・ライフに幅を広げた。 あともうひとつ、オリジナリティのあるワインショップが進出してくれないかなぁ、なんて考えていたら、どんな店が進出するのだろうと思っていたスペースに今年オープンしたのが『成城石井』だった。 スーパーの『成城石井』はワイン専門店ではないが、自社でしか販売しないワインを扱うという点ではオリジナリティがあり、私の願いが叶った。 実を言うと、私の長いワインライフにおいて『成城石井』でワインを購入したことはこれまで数える程しかない(おそらくは片手以内)。これまでの生活圏に店舗が存在していなかったのだ。 だから、自由が丘に、それも私が魅力を感じている、飲食店が数多の一画に向かう途中にオープンしてくれたことは本当に喜ばしい。 3月29日、『ヴィノスやまざき』での週末恒例試飲会に参加した際に、初めて、新規オープンの『成城石井』自由が丘店に入った。 他の売り場には全く目もくれずに、真っ直ぐに奥のワイン・コーナーヘ。 馴染みの淡い、『成城石井』のみの販売ワインが数多あるのが嬉しかった。 まずは手頃な価格帯からと思い、フランスのブレンド物赤ワインを2種購入した。 1本は4月3日付で紹介したボルド一産。 もう1本は、『成城石井』で人気(定番)という触れ込みのコート・ド・ガスコーニュ産のもの。 まず、名前に興味を持った。 その名も「アッサンブラージュ(Assemblage)」。 次にラベル・デザインのユニークさ(シンプルさと言うべきか)。 文字通り、調合各品種のパーセンテージ(数字)がそのまま大きく描かれているのである。 たまたま、2010年のものと2011年のものが一緒に寝かされてあったので気づくことが出来たのだが、二つのヴィンテージ、ラベルに表された数字が異なる。更にはブレンドの品種数も異なる。 ラングドックの混醸物に親しんでいる身には3種や4種のブレンドは慣れっこだが、このアッサンブラージュの品種数は何れもそれ以上。 セールとして表示されていたのは「2011年」だったが、その場にある限りにおいては「2010年」が残り1本だったので、「2010年」をチョイスした(『ヴィノスやまざき』で何本か購入し、しかも雨降りということもあって、『成城石井』での計3本の購入は見合わす)。 が、同じワインの異ヴィンテージのワインを飲み比べるのはささやかな(レベルの)夢だった。 勿論、試飲会等でそういった機会は何度もあったが、ボトルで買って、自宅でじっくりと比べ飲みをしたなんてことはあったろうか。 高級ボルド一でやるなんてのは分に合わない。 今回のこの「アッサンブラージュ」は千円台。しかも、セパージュがはっきりと異なっている。 飲み比べをしてみない手はない。 先に購入した「2010年」はすぐに開けず、その数日後の4月2日に再び『成城石井』自由が丘店を訪れ、「アッサンブラー ジュ」の2011年物を購入した次第。 漸く、2本共抜栓し、飲み比べをしてみた。 まず、各々のセパージュを記しておきたい。 2010年は、メルロ一の若樹25%、カベルネ・フラン17%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、メルロ一の古樹25%、タナ20%、エッジオドーラ3%。 対する2011年は、メルロ一の 若樹25%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、メルロ一の古樹25%、タナ17% 、エッジオドーラ2%、シラー1%。 つまり、メルロ一の若樹と古樹が半々で全体の半分を占め、カベルネ・ソーヴィニヨンも同じパーセンテージ。 残り40%中のカベルネ・フランとタナを足して37%だが、数字が逆転している。 残り3%をエッジオドーラという品種で占めているか、シラ一を1%加えているか。 続けて抜栓し、同じ大きさのグラスに注ぐ。 香りは微妙に違う気がしたが、私には上手く表現出来ない。 色合いは殆ど変わらないように感じた。 (続く)

    テスト30395

    (続き) さて、味わいだけど、2010年はまず苦味が気になり、スパイシーさも感じられたのに対し、2011年はこれといった特徴が感じられず正直言ってつまらなく思えた。 2杯目。 1杯目では色合いは殆ど変わらないように思えたのだが、2011年の方が濃いことに気づく。2010年が薄いというべきか。全然違う(1杯目に何故気づかない…)。 2010年の苦さが気になり始めた。この苦さは余り好きなものではない質。 そうなると、2011年は面白味には欠けるが飲み易いように思われた。裏ラベルに書かれている「丸みのあるエレガン卜な味わい」の「丸み(円み)」には同意するけれども、はたして、「エレガント」と言えるのか…。 せっかくだから、2日か3日に分けて、両者を味わってみようと思う。

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