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3.0
☆ 「ブラジル音楽=ボサノヴァ」と認識している日本人は多い。日本に演歌やムード音楽やJ-POPがあるように、ブラジルにもいろんな音楽が存在している。そんなブラジルの音楽(ボサノヴァやMPB)とオリジナルをポルトガル語で縦横無尽に歌い演奏する女性アーティストがいる。名を平田王子(ヒラタキミコ)という。2枚目のリーダ一作のリリースも待ち遠しい、リオをこよなく愛する女性だ。 ワインの持ち込める馴染みのライヴ・スポットで、彼女を初めて迎 え入れての飲み友達小島のり子嬢(fl)の定期ライヴ。“コジノリ”には勝手知ったる空間だが、王子嬢は初めて。女友達の見えない気づかいを2ステージに感じた。王子嬢のライヴを聴くのは3度目。持ち前の明るさでジャズ・ファンをも魅了していく。コジノリとのコラボレーションによる新曲は、灰色の蝶々に想いを託したメッセージ・ソングだった。 ラストの曲で、飲み友達E嬢が来店。アンコールと2曲を聴けた。 持ち込みワインはシャトー・ロスピタレ・ラ・クラープ(ラングドック)とピーター・レーマン(豪州)。前者のラベルを保存シ一卜に。 今夜の主役2人にメッセージを書いてもらう。 ☆ 例によって、ワインの味わいにはまるで触れていないのだけど、このシャトー・ロスピタレ・ラ・クラープは、ジェラール・ベルトランがオーナーになる前(90年代)のロスピタレのワインの中で(日常的に)最も愛飲していたもの。 文中に登場するジャズ・フルーティスト小島のり子さんは、20年以上の付き合いの友人でもあるのだけど、日本の女性のジャズ・フルートの中では断トツの存在かと思う。 この人は、大の日本酒好きで、各々の蔵元へ行き、造る様子を見たり、勿論、味わったりしては、そのイメージのオリジナル曲を手掛けることを言わばライフワークのようにしている。これまで何作もリーダー作(アルバム)を発表しているが、近作2作は日本酒の銘酒オリジナルを主体にしたもの。また、2015年発表予定の新作にも新たな日本酒オリジナルが収録されることと思う。 その日本酒達を実際に味わいながら、彼女がイメージしたオリジナル曲達を聴くというこの上ないライヴも催されている(日本酒協会から表彰されても良いくらいの功績)。 近年、一般の方にも広まった「獺祭」等も勿論あります。 ジャズ・スタンダードの演奏もまた一級。 フルートというと、クラシックの印象があるかもしれないけれども、彼女のジャズ・フルートはアグレッシヴでもあり、風景が見えるような叙情性を持っていたり。心底、ジャズ。 1年のライヴ数も極めて多く、都心以外でも、日本のあちこちでツアー・ライヴも行い、日本全国にファンも多い存在。凛とした佇まいは女性にも支持されております。 日本酒にも興味あるジャズ好きの方は彼女のCDを是非一聴してみて下さい(文中にあるお店には既に定期出演されておりません)。
テスト30395
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☆ 「ブラジル音楽=ボサノヴァ」と認識している日本人は多い。日本に演歌やムード音楽やJ-POPがあるように、ブラジルにもいろんな音楽が存在している。そんなブラジルの音楽(ボサノヴァやMPB)とオリジナルをポルトガル語で縦横無尽に歌い演奏する女性アーティストがいる。名を平田王子(ヒラタキミコ)という。2枚目のリーダ一作のリリースも待ち遠しい、リオをこよなく愛する女性だ。 ワインの持ち込める馴染みのライヴ・スポットで、彼女を初めて迎 え入れての飲み友達小島のり子嬢(fl)の定期ライヴ。“コジノリ”には勝手知ったる空間だが、王子嬢は初めて。女友達の見えない気づかいを2ステージに感じた。王子嬢のライヴを聴くのは3度目。持ち前の明るさでジャズ・ファンをも魅了していく。コジノリとのコラボレーションによる新曲は、灰色の蝶々に想いを託したメッセージ・ソングだった。 ラストの曲で、飲み友達E嬢が来店。アンコールと2曲を聴けた。 持ち込みワインはシャトー・ロスピタレ・ラ・クラープ(ラングドック)とピーター・レーマン(豪州)。前者のラベルを保存シ一卜に。 今夜の主役2人にメッセージを書いてもらう。 ☆ 例によって、ワインの味わいにはまるで触れていないのだけど、このシャトー・ロスピタレ・ラ・クラープは、ジェラール・ベルトランがオーナーになる前(90年代)のロスピタレのワインの中で(日常的に)最も愛飲していたもの。 文中に登場するジャズ・フルーティスト小島のり子さんは、20年以上の付き合いの友人でもあるのだけど、日本の女性のジャズ・フルートの中では断トツの存在かと思う。 この人は、大の日本酒好きで、各々の蔵元へ行き、造る様子を見たり、勿論、味わったりしては、そのイメージのオリジナル曲を手掛けることを言わばライフワークのようにしている。これまで何作もリーダー作(アルバム)を発表しているが、近作2作は日本酒の銘酒オリジナルを主体にしたもの。また、2015年発表予定の新作にも新たな日本酒オリジナルが収録されることと思う。 その日本酒達を実際に味わいながら、彼女がイメージしたオリジナル曲達を聴くというこの上ないライヴも催されている(日本酒協会から表彰されても良いくらいの功績)。 近年、一般の方にも広まった「獺祭」等も勿論あります。 ジャズ・スタンダードの演奏もまた一級。 フルートというと、クラシックの印象があるかもしれないけれども、彼女のジャズ・フルートはアグレッシヴでもあり、風景が見えるような叙情性を持っていたり。心底、ジャズ。 1年のライヴ数も極めて多く、都心以外でも、日本のあちこちでツアー・ライヴも行い、日本全国にファンも多い存在。凛とした佇まいは女性にも支持されております。 日本酒にも興味あるジャズ好きの方は彼女のCDを是非一聴してみて下さい(文中にあるお店には既に定期出演されておりません)。
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