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5.0
ガヤの単一畑バローロ!1996年からはバルベーラを6%混ぜて作っているのでこれがガヤの単一畑バローロという括りでは今のところ最後の年だね。独特なラベルデザインも相まってバローロどころかイタリアワイン全体のラスボスみたいなポジション。外観は暗いガーネット。透明度はすでに低くなってるけれども真ん中は赤くなっていて、濁ったところもないので20年経っているようには見えない。ただ縁はもうだいぶ退色してる。粘性は高い。ボルドーの赤の古酒にありがちな泥臭〜いキノコの匂いとは無縁の、ブルーベリー、紅茶や醤油、薔薇やミント、花の蜜のような清澄な香りになっている。鼻から抜けていくバラの香りの華やかなこと!香り立ちは決して強くはないが、息が長く、いつまでも香っていそう。味わいは20年を経てもなおタンニンの渋味が残っていて、喉越しには少し果実味の苦い余韻が残る。甘み、酸味、渋味、苦味が非常に高いレベルで纏まっている。時間が経ってくると味や喉越しにまで華やかな花のイメージが見られるようになる。バローロの「濃くて酸味と苦味が強い」というイメージに反した、恐ろしく静かなワイン。ブリリアント!
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ガヤの単一畑バローロ!1996年からはバルベーラを6%混ぜて作っているのでこれがガヤの単一畑バローロという括りでは今のところ最後の年だね。独特なラベルデザインも相まってバローロどころかイタリアワイン全体のラスボスみたいなポジション。外観は暗いガーネット。透明度はすでに低くなってるけれども真ん中は赤くなっていて、濁ったところもないので20年経っているようには見えない。ただ縁はもうだいぶ退色してる。粘性は高い。ボルドーの赤の古酒にありがちな泥臭〜いキノコの匂いとは無縁の、ブルーベリー、紅茶や醤油、薔薇やミント、花の蜜のような清澄な香りになっている。鼻から抜けていくバラの香りの華やかなこと!香り立ちは決して強くはないが、息が長く、いつまでも香っていそう。味わいは20年を経てもなおタンニンの渋味が残っていて、喉越しには少し果実味の苦い余韻が残る。甘み、酸味、渋味、苦味が非常に高いレベルで纏まっている。時間が経ってくると味や喉越しにまで華やかな花のイメージが見られるようになる。バローロの「濃くて酸味と苦味が強い」というイメージに反した、恐ろしく静かなワイン。ブリリアント!
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