Terra Mater Unusual Cabernet Shiraz Zinfandel写真(ワイン) by テスト30395

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REVIEWS

ワインTerra Mater Unusual Cabernet Shiraz Zinfandel(2011)
評価

4.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2015-01-26
    飲んだ場所
    買った日
    買った場所『ヴィノスやまざき』自由が丘店
    購入単位
    価格帯
    価格
    インポーター

    COMMENTS

    テスト30395

    お気に入りの、テラマター“アンユージュアル”を日付が替わった深夜に抜栓。 師走に通常よりも割安で売られていたので自分用には久々に購入。 いつ開けようか考えるのも楽しみつつの日々だった。仕事で関わった方から黒豚やチーズやイクラ等が数日後に送られてくることになっているので、それを待ってと思っていたのだけど我慢も限界で、昨夜、食事を済ませ、遅くに入浴した後にコルクを抜いてしまった。 『ヴィノスやまざき』に初登場した時にすぐに購入して味わったのだが、あの時の衝撃は忘れ難い。 「何、これ!?」の感。 チリ・ワインといえば、千円以下であのコストパフォーマンスのコノスル・シリーズとの出遭いも衝撃的だったが、「旨安」のイメージがあるチリ産での三千円台後半(当時)のこの“アンユージュアル”も私にとっては第二のチリ産ワイン・ショックだった。 正に「普通じゃない」のである。 カベルネソーヴィニヨン×シラーズ×ジンファンデル。 この組み合わせのブレンドからチリ・ワインをイメージする人は少ないのではないだろうか。 私の場合、アメリカの 赤をショップで選ぶ場合は(ピノでもカベルネでもなく)ジンファンデルをまずあたる程に、ジンファンデルが好きなのだが、チリのワインでジンファンデル入りのワインを飲めるなんて思ってもいなかった。 今回で、自分用に購入したのは4度目になるだろうか。 抜栓すると、ジンファンデルらしい香りが。 私にとってはそれだけで至福。 コルクに着色した紅色は、ワインのパワフルさを物語るように、濃厚。 どっしりとしたボトルを傾けて、グラスに注げば、「トクトクトクッ」という音(モルトウイスキーを飲む際にも言えるが、この音がサケ好きには堪えられない)。 味わいは、もう教えたくない! 濃厚でパワフル。芸術的で、実に贅沢なブレンド。 余韻は暫く持続。スパイシーさが伴うのも好き。 普段飲みのワインなら、何も添えなくても一晩で空けてしまうのだけど、これは無理(1杯だけで「酔い」の感覚)。 一晩だけで飲み干してしまうのも勿体なく感じる。 それでも杯を重ねてしまい、ボトルの半分程までになったところで何とか抑制した。 昨年、敬愛する食通お二方にこの「普通じゃない」ワインを贈った。 お一方は、自由が丘のフレンチのシェフ。 自由が丘の街のシェフ達は結束が固く、「シュマン・ド・シェフ」と称して、皆で勢揃いしてのブースを街中に設けて、お気軽感覚で料理やワインを提供したり、東北の被災地支援をしたりしている(昨年の9月2日付「Ch. Lamothe Dubourg 」というボルドー・ワインの投稿記事参照)。 男気のある方ばかりなのだが、その自由が丘のシェフの皆さんが毎春、自由が丘の某所でお花見の宴を催している。フレンチのシェフの皆さんが集ってのお花見なんて、料理もワインも、想像しただけで堪えられない。是非、一度参加したいなぁ、と思っていたらお声掛けしていただき、昨春、初参加。フレンチのシェフによる煮込みなんて、冷たい雨の中で味わうには絶品! 私は日が替わる前にお暇したのだけど、お一方のお店に流れるということで、私をお誘いしていただいたシェフに手渡したのがこのチリ産ワインだった。 フレンチのシェフにワインを、しかもチリ産ワインなんてのは無謀だったけれども、この“アンユージュアル”なら「おっ!」という反応を示してもらえるのではないか、なんて思っていた。 まぁ、残念ながら、その後に何度かお逢いしてもこのワインのことについては一言も出ず。おそらくは、同士たるシェフ仲間達と未朝まで飲みまくったようだから、その中の1本として消化されてしまったのかもしれない。ちょっとだけ残念。 もう1本、お渡したお相手は、懇意にしている六本木の老舗ジャズ・レストランのオーナー。40周年の記念にヴォーカリスト向けの本を執筆され、私も一筆書かせていただいたこともあり、その祝宴の際に私なりのお祝いとしてボトルが段ボール・パックでガードされた状態で贈った(昨年9月20日付参照)。 とても喜んでいただいたのだけど、こちらもその後、反応無し。 この店はジビエ料理にも力を入れていたりするのだけど、ワイン・マーケット『PARTY』(恵比寿ガーデンプレイス)で限定販売されているジビエの缶詰が興味深かったので、ジビエ好きのオーナー氏に手土産に持って行った際にも反応はなかったから、まぁ、何とも言えないのだけど。 このワインの「普通じゃない」加減は、あるいは、人によって好みが分かれるところかもしれない。 ワイン通にも、初心者にもそれはあるような気もする。 私は大好きだ。

    テスト30395

    この場では星評価は避けているが、これは平均値にはしたくない。初遭遇の時のヴィンテージが星5つという印象の素晴らしさだったので、今回は4つ半とした。 エチケットはボトルの周囲を一周。情報が詰まっています。 各品種の割合は3枚目の写真に。 6枚目の写真、ショップの説明カードに載っている方は、ボルドーの五大シャトーの何処かでも醸造に携わっていた方。 「チリ・ワイン=旨安」のイメージに囚われている方、たまにはこんな「普通じゃない」ワインも如何ですか? 『ヴィノスやまざき』の「蔵直」(®)。 税改正の後は、通常四千円台前半といったところかな。 お店に行くと、このワインは必ずチェックしているのだけど、一時期、暫く入荷出来ないこともあったようにも思う。 入手出来る内に一度は味わってみた方が良いかも。

    テスト30395

    チリワインでジンファンデル! 初耳です。今週末ヴィノス山崎覗いてみよっ。

    テスト27032

    J.Hallさん、普段はチリの安旨を愛好しているのですが、時折この変わり種チリ赤をひどく飲みたくなってしまいます。 ジンファンデル15%が好いアクセントになっていると思います。 好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私はリピーター化しております。

    テスト30395

    テスト30395
    テスト30395

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