ワイン | Ch. Lestage Simon(1996) | ||||||||||||||||||||
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素敵なプレゼントですね。恋多き5時間、とても粋で素敵で気になります♬
テスト31578
Kaoriさん、この夜は結局そのヴォーカリストは現れなかったので手渡すことは出来ませんでした。 明後日22日がそのレコ発ライヴなのですが、私は仕事の都合がつかず、足を運べないので、お店の店長にワインを託しました。 そのヴォーカリストは喜んでもらえると確信しております。 恋多き5時間にしたかったのですが…。 カウンターの隣に、昨年一度もライヴに足を運んでいないヴォーカル嬢がずっといてくれて、皮肉たっぷりの会話となり、それどころじゃありませんでした。 でも、自分一人ではまず頼まない、フォアグラ三点セット(一皿2,900円!)で何とか許していただきました。 そのヴォーカル嬢もまたワイン好きで、以前、恵比寿ガーデンプレイスの『PARTY』における大試飲会にエスコートしたら、とても喜んでもらえました。 楽しい夜でした。
テスト30395
明日(日付替わって12日)、六本木の名門ジャズ・クラブで催される「新年会」は女性ヴォーカル達が主役。 いつもは華やかなステージ衣装を身にまとう彼女達も普段着感覚で客席に腰掛け、同業者や贔屓客、顔馴染み等と新年の挨拶を交わしつつ、笑顔で杯を重ねることと思う。 女性ジャズ・ヴォーカルにはワイン好きが相当に多い。 彼女達の特別なライヴ、所謂レコ発ライヴやバースデイ・ライヴにはワインをお祝いに持参することもある(女性ヴォーカルは実は荷物が多いし、帰りは遅いし、花束を貰うことも多く、その上にワインのフルボトルを持ち帰らせることには若干の後ろめたさを伴うのだけど…)。 闇雲に渡す訳ではない。 彼女達のイメージに合ったもの(私の主観だが)。気に入ってもらえたなら、自らも自費で購入出来る程度の価格であること。 この2点は私の決め事にしている。 自ずと、自分で一度味を確かめているものが多くなる。 大概は好評を得ている。 明日は、顔見知りのヴォーカルが数多駆けつける為、さすがに一人一人に手渡すことは出来ない。 が、一人、日付は昨日になってしまったが、この1月11日に2枚目のリーダー・アルバムをリリースした贔屓のヴォーカリストがいる。 彼女は、私が知るジャズ・ヴォーカリストの中でも秀でてワイン好きで、相当に勉強もされている(おそらく、何れ、ソムリエの資格は取るのではないだろうか)。 彼女の熱心な贔屓客の中には誕生日にあのオーパスワンを贈る方もいる。 それをやられると他のファンは困ってしまう。 幸い、私の場合は自分のセンスで手頃な価格のものをプレゼントしているので、彼女もそれを楽しみにしてくれている。 今まで特別なライヴに贈ったものは何れも喜んでもらえて、どれも御自分でも購入されたそうだ。 で、大晦日、恵比寿ガーデンプレイスのワイン専門店『PARTY』に足を運んだ際に1本選んだ。 フランス・ワインのコーナーで迷っている時にちょうど店長のN氏が挨拶に来てくれたので、状況を説明したら、「飲み頃で、お買い得です。きっと喜んでいただけます」と勧めて下さったのが、この1996年のボルドー、シャトー・レスタージュ・シモン。 N氏の見立ては信頼をおいているので、味わったことのないものでも問題は全くない。価格も私が想定していた範囲。 プレゼント用に、ラッピングしてもらい、購入した次第。 その当のヴォーカリストは明日はたしてそのジャズ・クラブに現れるかどうかは定かではないのだが、今月に同店で催されるレコ発ライヴには足を運べない可能性もあり、またプレゼント攻めにあうだろうから、出来れば明日に手渡せられたなら、なんて思っている。 きっと、喜んでもらえると思う。 アルバムも明日持参していたなら(サインも入れてもらって)購入するつもりだが、そのアルバム名が何と、『セパージュ』! フランス語表記の「Cepage」。 どれだけ、ワイン好きなんだ、って女性です(勿論、実力も確か)。 購入したら、ジャケット写真だけでも紹介したいと思います。 ところで、ワイン名の「シモン」で思い出したが、もう1枚添えた写真の中の書籍(小説)の主役の男の名前が「シモン」という。 一世を風靡した伝説の天才ジャズ・ピアニストなのだが、訳あって第一線から消え、普通の仕事をしている。そんな屈折の日々に仕事関係者とたまたま入ったジャズ・クラブで演奏していたのが、ビル・エヴァンス(p)~スコット・ラファロ(b)~ポール・モチアン(ds)という、ジャズ史上に輝く黄金のピアノ・トリオ。 そして、その店のオーナーであり、ヴォーカリストでもある女性の名はデビー。 ジャズ好きにとっては堪らない設定の、フランス人が書いた小説(当然ながら、主人公のシモンとデビーは恋に落ちる)。 明日、件のワインを手渡そうとしているヴォーカリストはおそらくこの本を読んではいないだろうから、「シモンの物語」をセットにして手渡せれば良いのだけど、この本の日本語版が初めて出てからもう10年以上になるから、大きな書店に立ち寄らないとすぐには入手出来ないかな。 まぁ、恋人に手渡すプレゼントではないので、そこまでの演出は要らないか。 ところで、私は、ヴォーカル嬢には恋をしない。 ジャズ・ヴォーカリストとはあくまで距離を置くからこそ、その歌(パフォーマンス)に魅せられる。 恋した気分や失恋した気分に浸れる。 実際にそれを経験する必要はまるでない(少なくとも彼女達とは)。 明日、5時間の長丁場、いったいどれ程恋したり失恋したりが出来るかワクワクしております。
テスト30395