アペラシオン ショレイ・レ・ボーヌ コントロレ（ブルゴーニュ ショレイ・レ・ボーヌ村） ピノ・ノワール 村の人口500人に満たない、これまたひっそり系の産地から。 抜栓直後はアタックがソフトに感じられ、美味しいながらも、ちょっと薄く感じてしまいます。が、ノンノンこれが開いて来るとさっきまでの大人しさは何だったのかと思うほどパワフル。ただちょっと香りは弱い。 香りはスパイシーさと甘やかさの二つの系統の香りが同居。でもスパイシー路線が強く、シダーのような香りが強く、またレーズンの甘やかな香り。あと皮系と言うか動物系のムンッとした香り。 味は兎に角 妖艶。 チャーミングかと思ったら、次には動物系のムンッとした濃厚な香りと味。どっちかと言うとクラシックタイプなのですが、それだけには収まりきれず、果実味もあり福よか。 ピノ・ノワールの持ち味を最大限に引き出されてる感じ。でも、もう限界。兎に角一度飲んで下さい。暗い表情のワインですが、それでも振る舞いたくなる不思議なワインで、とても魅惑的で美味しいです。

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